ブログトップ

日々の花々

shimahana.exblog.jp

『環境に優しい食育協議会シンポジウム』第二部

『環境に優しい食育協議会シンポジウム』第二部
対談『食と地球、その循環を考える』
学校法人服部学園理事長 服部幸鷹氏
幸せ経済社会研究所所長 東京都市大学教授 枝廣淳子氏

今回シンポジウム参加の動機は、服部先生のお話をお聞きしたかったことでしたが、第1部の磯村先生のお話で頭もいっぱいなところで休憩。リフレッシュし第二部です。

服部先生は学校法人服部学園理事長他、内閣府「食育推進評価専門委員会」座長など、食育関連の委員を兼任されています。

服部先生からは、事前に食育の3つの柱のお話がありました。
①選食力を選ぶ
②共食力を身につける
③地球の食を考える

さらに②の共食について、最初の共食は「授乳」であること。授乳中、母親の脳から「オキシトシン」というホルモンが発生し、母親が母親であることに目覚め、子がも母親を好きになる、重要な働きをするホルモンのお話が心に響きました。

枝廣先生は、環境ジャーナリスト 翻訳家 幸せ経済社会研究所所長 東京都市大学教授と幅広くご活躍されています。私も映画鑑賞したアルゴア元米副大統領著「不都合な真実」を翻訳された方でした。

枝廣先生は、自己紹介の際、心理学を学ばれており「レジリエンス」(しなやかな強さ)、「何があっても立ち直れる強さ」についてのお話もしてくださいました。「レジリエンスとは何か?」という著書も読んでみたくなる魅力的な声の方でした。

この二人の対談をお聞きしたのですが、特に印象的だったのは、『45年前フランスのドゴール大統領は、「食料自給率が100%でない国は独立国家ではない」といったことについて。』

現在、日本の食糧自給率はカロリベースで39%。ということは、日本は独立国ではない上に輸入の6割がアメリカからであること。農業人口は250万人、毎年20万人がリタイヤ。私たちが口に食す、日本の米、野菜、果物を本当に貴重なものを際に認識した次第です。また、食糧自給率はカロリベースを都道府県で比べた場合、東京都1%!!!神奈川県2%!!!と数字で改めてみると衝撃的でした。

IPCCによる2100年までの地球温暖化の変動をみた際、あっという間に世界が真っ赤と黄色に。地球自体がこのままいくと本当に危ないのだと危機感が湧きます。地球温暖化は作物にも影響を与えます。私たちが当たり前にしている「食」にも打撃がありますが、世界をみていくと餓死する人々が増えるということです。

絶望的にしか思えない未来を、どう光に変えるか?『意識を行動に変えること』は、とても難しいことをどう広めていくか?ということが課題になります。

「食と地球が自分の力で何が変わるの?」なんてスケールが大きいことは思わず、「100人いたら100人がやる」なんてことは考えず、「本当に小さな力が大きな力になることを信じること。」「大きなことはできなくても、日本の現状や地球のことを知ること」「日々の日常の積み重ねの中でできることを実践すること」そういうことが大切なことかもしれないと、お話をお聞きし考えたことでした。

さて、私も野菜ソムリエ・メディカルハーブコーディネーターで学んだこと、学んでいることを活かしながら、この環境に優しい食育でできることを宿題に頂いた一日。大変、有意義に過ごしました。

a0210178_21495126.jpg


シンポジウムにはお土産もついており、可愛いクマさんの折りたたみボトルです。この暑い夏にぴったりなエコボトル。たくさんあれば災害時にも役に立ちそうな優れものです。
[PR]
by hibinohanabananew | 2015-08-04 22:02 | 日々の花々研究室
<< 2015.08.05 日の出 ... 『環境に優しい食育協議会シンポ... >>