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日々の花々

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「夏の夜の夢」と「煙草の害について」

8月のおわり。
第4回したまち演劇祭で劇団東京乾電池の「夏の夜の夢」を観劇。千秋楽の日で柄本明さんも出演。とにかく笑、笑、笑で楽しい時間を過ごした。シェイクスピアも本で読むとこんな口語使わないしと眠気がくるのですが、いやはや、演出でこうも変わるのですね。

その舞台の折り込みに、北とぴあ演劇祭柄本明さんの独り芝居「煙草の害について」のチラシが入っており、目を疑ったのですが「1000円」。これは、観に行くしかないと行きました。ひとり芝居というもの自体初めて観劇したのですが、最後のご挨拶含め1時間20分近く、笑わせていただきました。チャーミング。観客とコミュニケーションのあるお芝居は、観客側にとっては本当に楽しいものです。終焉後、ロビーにでるといっきに現実に戻りましたが。昨年、人生で初めてみた木下大サーカスのような夢の世界でした。舞台のセットも可愛かった。(「窓」が入らなくて「窓」のない設定話も面白かったな)

人って普段は哀しみの感情を公にはみせず泣くのを堪え生きているから、哀しみの表現に共感して涙を流すんじゃないかな?と思うことがあって。哀しみって共感させやすいのかな?と思う時があり。ゆえに、人を笑わせる、ってなんだかすごいことだなって思ったりします。


断捨離をしていたら、演劇を観劇するに辿り着きました。多分、自分自身の元には物質として残らないけど、その日その時間その場所でしかみられない目に焼き付けて心に残す、そのことが私にとって一番心魅かれるものなのでしょう。そうなってくると、だんだん、オペラやバレエなど「生」のその時間その世界に魅了される楽しさをこれからは味わってみようかな、なんて思う秋の夜です。

「椿姫」は、歌劇もバレエも一度みてみたいです。と、柄本明さんの一人芝居とは関係のない終わりをしていますが、
ひとり芝居の幕が開く前に小さな音量で流れていた音楽は「椿姫」だった気がしたのですが違ったかな?


ヴィオレッタのこの言葉たちが心魅かれます。
『この世は愚かなことで溢れてる、楽しみの他は。 楽しみましょう、儚く去るのです、 愛の喜びとて。 咲いては散る花のように、二度とは望めないのです。 楽しみましょう、焼け付くような 言葉が誘うままに。』

若い頃に「椿姫」を読んだけど、文字を追うだけで理解できなかったので、もう一度読んでみよう。今はチェーホフを読んでいますが、戯曲になると読むの時間かかります。
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by hibinohanabananew | 2013-09-18 22:59 | 美術館・ギャラリー
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