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日々の花々

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高校3年生と高校20年生の恋をみて♡

お友達の文嶋ことりチャンが出演の舞台を鑑賞した。

エマニュエル第2回公演
『1995年のサマー・アンセム』@下北沢・シアター711

【作&演出】浅野晋康
【出演】松永大輔、鈴木将一朗、須田邦裕、細江祐子、
大野眞斗、佐藤幸子(mizhen)、白井珠希、文嶋ことり、和田みさ


尺が長くしんどく感じた時もあったのだけど、役者さんの演技はみんな良くて魅入るシーンも色々あった。

人間って感情で魅了されるんだなと思ったのは、「中西くんは、ちえさんのこと本当に好きになっていたのかもしれません。」という中西くんと仲良し同級生の女の子の台詞までのシーン。

中西くんに好意をよせるお友達の秋山さんの高校3年生の2人は、35歳の高校3年生ちえさんが、中西くんにちえさんが本気になるか??おばさんと寝たら1000円という賭けをする。

ちえさんと中西くんが良い感じになってきた頃に、ちえさんと同じ高校20年生の友達石黒くんはちえさんのことを思って、上記のことを教室で暴露する。秋山さんも自分の好きな中西くんがちえさんとそういう関係になったことに動揺もしたであろうが残酷な言葉を投げつけ続け、ちえさんは傷つきながらも大人な対応、石黒くんはちえさんのことを思って中西くんを殴る。(私は、そういう風に見えたが人によって色々だと思う。)

このシーンは、中西くんが本当に好きだったのか?賭け事だったのかははっきり描かれていないけど、本当に中西くんがちえさんのことを好きだったなら、とても残酷な終わり方の恋。知らぬが仏で幸せになれたところを、自分を大切に想う友達の善意により壊される。いつか終わりの来る一瞬の恋だったとしても、いやこの恋の終わり方は残酷。

そして、この舞台ですごく久しぶりにピチカート・ファイブの「ハッピーサッド」を聴いた。で、この曲、恋人とちょっと複雑な関係である歌なんだなとちょっとひりっとなる。あなたといると幸せでと哀しいがいつも一緒なんだものね。

新しくなった下北沢の地下駅を利用し、わたしもあっというまにおばさんといわれる年齢になってしまったな、人生折り返し地点か、折り返せるかな?とけっこう色んなことを思い電車に乗って帰った。

この世に生まれたひとりひとりの命に、ひとりひとりの人生があり同じではない物語がある。そう思うと、地球で暮らしているってすごいこと!って、ちょっぴり感動した。



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by hibinohanabananew | 2013-05-19 22:26 | 美術館・ギャラリー
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