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日々の花々

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図書館の想い出

図書館のことを考えていたら色々なことを思い出した。

【想い出1】
小学校低学年の頃、毎週日曜日に父と自転車で図書館へ行った。父の後ろ姿を眺めながらを自転車をこぐ。踏切や大きな道路は私にとって冒険だった。本と紙芝居を借りた。紙芝居をいれる専用のトートバックが好きだった。当時、公園に紙芝居のおじいさんが来て、少しのお小遣いで駄菓子を買い紙芝居をみた。そのおじいさんが交通事故で亡くなった。新聞に掲載されたおじいさんの紙芝居の箱が荷台に乗った倒れた自転車の写真をみたことを思いだす。とても悲しかった。いつの頃からか父と図書館に行かなくなった。図書館は父との良き思い出である。

【想い出2】
小学校高学年になると図書委員になった。貸出返却の判子をカードに押すのが好きだった。図書室の隣に小さな図書資料室という部屋があった。そこは少し特別な部屋に感じた。若草物語や車輪の下などのえんじ色でお花の模様が入った装丁のハードカバーの本が好きだった。江戸川乱歩の怪人21面相の装丁が怖かったのを覚えている。図書室は、何かを私を助けてくれた場所であった。

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【想い出3】
中学三年生の時、高校三年生の人を好きだった。ある図書室で勉強していた。告白をした次の日、ありがとうって、勉強している私の肩に手をのせていってくれた。ドキドキしてどうしていいか分からなかった。それは、2月15日と記憶している。私が高校生になった時、彼は東京の予備校にいってしまった。知ったのは5月のことだった。高校生になれたから、ちょっと彼に近づけたのだと新しい高校の制服を着た時に思った小さな自信と、もうここでは逢えないのだという、どうしていいかわからなかった後悔と。一瞬だった。そういう時は、なぜか涙はでなかった。初恋。図書館での想い出。ずっと忘れていた。その人の顔や背丈や声は今でも思い出せた。

最近、何かをきっかけに色々と思いだす。

私は、本があるところが好きなんだと気づく。

大人になった私は図書館にあまり行かないけど、父は変わらず毎週図書館に通っている。
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by hibinohanabananew | 2013-05-08 23:03 | 日々徒然
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