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日々の花々

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15分のちいさな朝。冬の花みて想うこと。

朝。15分。清澄白河の街を歩く。排気ガスが苦手な私は路地に入る。

小さな四季がある。桜、紫陽花、ばらの花、葡萄を育ているおうち、柿の木、紅葉する木々、それを眺めて歩く。

この街にある私の好きなお寺にも小さな四季がある。今は冬にさく寒桜。春の桜よりも小さくて可憐。冬の空が似合う。

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ここのお寺の紫陽花は、とても綺麗で元気に舗道まで飛び出してさく。でも、心ない人もいるのだと少し残念な気持ちになる。
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信号を渡る。立ち止まり眺める。蕾、咲き始めた花、咲き誇る花、散っていく花、朽ちた姿とアスファルトに落ちた花びら。私の生きている世界と同じね、とじっと見つめる。やっぱり違う。あなたたちは同じ根からまた来年も花ひらく。私は心臓が止まった時、心と肉体を失う。もう今の私は存在しない。また、今の私であることも、同じ父と母であることもない。本当に輪廻があるなら魂だけ変わらない。でも、違う心と肉体で、今こうして呼吸する私ではない。

私は軽やかな寂しさのなかにいた。そのあとに、こうして呼吸して今いる自分、家族、友人、お仕事先の人たち、私と関わる今一緒に呼吸している人たちが何だかとても愛おしく感じた。

私は、また来年、この道で同じ根から花開く生命たちを眺めているのだろうか?

朝の冷たい空気を頬に感じて足早に目的地へと向かった。
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by hibinohanabananew | 2013-01-09 19:03 | 日々徒然
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