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日々の花々

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12/2 澁谷征司さんのAKAAKAサーカス「a little duet」世界で一冊の写真集

2012/12/02

赤々舎で行われている写真家さんのイベント赤々サーカスに今回も参加。写真家澁谷征司さんの「a little duet」にて世界で一冊の写真集を作りました。色んな色にペントされた本を一冊選び、澁谷さんの写真を10枚選びます。私はタイトルにひかれた『草の花』(福永武彦著)をぱらぱら読んでいたら病弱な主人公の青年の『愛』と『孤独の』と『冬と春』のイメージがとても湧いたので、これを渋谷さんと写真集にしようと決めました。本は昭和31年出版の当時80円の古書であることも驚きました。


イメージをお伝えすると、そこまではっきりしているならはさんでみましょうか、となり『病弱な青年はひとりの女性を愛したところは向き合う2匹の幼虫がいい』『りんごは愛の果物だから愛の文字ばかり繰り返されるところ』『第2の手帖にこれを』と自分で挟でいたら3枚でいきずまり、澁谷さんとの作業が始まりました。

世界1冊しかない写真集。せっかくなので、こちらにのせてみようと思います。

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タイトル『草の花』

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人はみな草のごとく、その光榮はみな草の花のごとし、という文字にひかれました。


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りんごは愛の果物なので、愛の文字のところに。

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『第二の手帖』 この写真が一番好きです。

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向き合う蝶の幼虫は、青年と青年が愛した女性のイメージ。

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幼虫が成長して蝶になった姿、青年が成長した時のひとりの孤独なイメージにこの写真を選んだのですが、最後にはさんでくださいました。


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『荒木さんが赤の上に写真をのせていてね。写真はよくわからないけど綺麗で。』と表紙に空の写真をはってくださいました。青年が愛した赤色と結ばれなかった寂しさのイメージで選んだ空の写真が重なって、私はこの表紙がとても好きです。

世界に一冊しかないこの写真集。参加された人が想い思いに持っているんだなと暖かくなります。私は澁谷さんの『BIRTH』という写真集が本当に好きなので、貴重な時間を過ごすことができました。ありがとうございました。
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by hibinohanabananew | 2012-12-03 13:12 | 日々徒然
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